会長:奥田 泰久
(獨協医科大学埼玉医療センター)
この度、日本麻酔科学会関東甲信越・東京支部第61回合同学術集会会長を仰せつかりました獨協医科大学埼玉医療センター麻酔科の奥田泰久です。
支部会を開催させていただくにあたりご挨拶申し上げます。
当初、大会は2021年9月4日(土曜日)に東京都新宿区の京王プラザホテル新宿での開催予定でしたが、COVID-19感染症の状況から、
皆様の安全を考慮した結果、通常開催は断念し、WEB開催に変更しました。会期は2021年9月4日(土曜日)~2021年10月4日(月曜日)に変更し、約1ヶ月間の配信といたします。
会のメインテーマは「麻酔科医の今後」といたしました。少子高齢化、医療費の削減、新たな専門医制度、医師数増加、働き方改革等、
わが国の医療界を取り巻く状況は厳しいものであり、さらに数々の問題(論文不正、医療機器会社や関連医療機関との不透明な金銭授受、
医療事故、特定看護師、フリーター)等、麻酔科医に特化した逆風も目立つようになってきました。そのような状況を認識し、
今後、どのような方向にわれわれ麻酔科医が進むべきか皆様と考えていきたいと思います。
その他のプログラムといたしましては特別講演5題とし,講演者としては各主題に現状では最も適任と考えられる講師の先生方にお願いいたしました。
一般演題につきましては皆様からの予想外の多くの応募をいただき、約300題を採用させていただきました。
ご協力に対して心から感謝申し上げます。せっかく一般演題に応募していただきながら,主に査読者の評価を参考にして採用できなかった演題につきましては,
次回に修正して応募していただければと考えます。多くは十分な記載の不足や漏れであったことをお伝えいたします。
また座長には日々の臨床で活躍されています多くの女性麻酔科医の先生方にお願いしました。
WEB方式での学会開催では、もしかしたら会員の皆様には大変なご不便をおかけするかもしれませんが、最大限努力して準備いたします。
ぜひ大会が有意義なものになるために多くの会員の皆様のご理解とご支援を何卒,よろしくお願いいたします。
東京オリンピックの開催年であり、その後のわが国の状況がどのようになっているか、わかりませんが、大会の開催が日本麻酔科学会、
会員の皆様、国民の利益・発展のために少しでもお役にたてることを希望します。
多くの皆様のアクセスと御視聴を心よりお待ちしております。
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