公益社団法人 日本麻酔科学会
北海道・東北支部第11回学術集会

会 期
2021年9月4日(土)〜10月4日(月)
会 場
WEB開催
会 長
下田 栄彦(岩手県立中央病院)
北海道・東北支部第11回学術集会

会長挨拶

会長:下田 栄彦
(岩手県立中央病院)

下田 栄彦(岩手県立中央病院)

日本麻酔科学会北海道・東北支部第11回学術集会を担当させていただきます岩手県立中央病院 下田栄彦です。
さて、2020年から始まった急速なCOVID-19感染拡大により、医療現場は大きく変化しています。 麻酔科医は感染拡大に伴う人工呼吸管理や重症患者管理の増加など、その内容も変化しています。 医療崩壊の可能性が叫ばれる中、更なる医療や行動の変化が必要になるかもしれません。
2019年厚生労働省医政局から「医師の働き方改革について」の政策が出されました。 すべての医療機関は2024年までに適切な労務管理をしなければならなくなりました。
かつて医師は「聖職」と言われ「労働者」という意識を持つことなく生きてきた私にとって、大きな時代の変化を感じます。 医師の自己犠牲や長時間労働で成り立ってきた医療の修正が求められたのです。
日本麻酔科学会から2019年11月「麻酔科医の行動規範」が出され、これまで多くの麻酔科医が心の中に秘めていた倫理観や価値観、 行動してきたごく常識的なことが明文化されました。
COVID-19感染拡大が止まらない中、集中治療や重症患者管理のみならず、手術室における臨床麻酔、周術期管理、 ペインクリニック、救急医療、災害医療、緩和医療など多くの場面で麻酔科医が必要とされています。 しかし東北地方において、麻酔科医の数は十分とは言えません。また、COVID-19により患者の受診行動も変化していく中、 どのようにバランスをとれば、地域医療が成り立つのでしょうか。 手術患者に影響がなく、少ない麻酔科医で、どのような働き方改革ができるのでしょうか。
我々麻酔科医が患者に必要とされ、社会貢献することで、多くの医学生が麻酔科に興味を持ち、 若く有能な麻酔科医が増えることを祈っています。「令和時代の麻酔科医の行動規範」にあるように、新しい知識や技術を習得し、 後進を育成し一般社会へ情報を発信しましょう。
未だCOVID-19感染収束の兆しが見えず、2021年の支部学術集会はWeb開催となりました。 有意義な2021年北海道・東北支部学術集会になるように準備を開始しました。多くの演題応募をお待ちしております。

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